胃腸が弱く、胃腸薬の服用を考えている男性

薬を飲むのは、「1日3回食後30分」と思われてますが、必ずしもそうではないです。胃痛の症状が違えば服用する胃腸薬も異なり、服用するタイミングも変わります。服用方法を間違えると、胃腸薬の効果が弱まることもあるのです。

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添付文書に禁忌事項に目を通して胃腸薬を飲みましょう

薬のほとんどには、禁忌についての注意事項が添付文書に書かれてあります。特に医師や薬剤師は添付文書に目を通す機会が多いですので、患者さんがいくつか薬を飲んでいるとき、併用していいものか、まずは添付文書に留意すべきです。
胃腸薬も当然禁忌事項が記載してあります。代表的なものは、下剤である酸化マグネシウム剤です。この酸化マグネシウム剤の構成成分であるマグネシウムが胃腸薬の成分とむすびついてキレートを形成して、お互いの効果が出にくくなるからです。他にも抗生物質があります。ある種類の抗生物質も同じようにキレートを形成するからです。
医師はこのようなことをじゅうぶん知っておく必要があると同時に、薬剤師も処方せん監査のときに、このような事例にでくわしたらただちに処方医に連絡して内容を変更してもらわなければなりません。
胃腸薬は数十種類もありますので、どの薬がどの薬と併用禁忌なのか、を特に薬剤師は訓練しておく必要があります。医療の現場だけではなく、市販薬関係に携わっている方も同じことが言えます。市販薬でも胃腸薬と下剤関係があるからです。たまたまお客さんがこれらを併用買いしたときには、併用できない旨をわかりやく説明する必要があります。そうすることでお客さんからの信頼も厚くなります。
医療現場、あるいは市販の場合でも、どうしても併用したいという強い要望があれば、どちらかを先に飲んで一時間くらい時間を空けてから服用するようにしてもいいです。一時間くらい空けていれば、お互いがキレートをつくるということが少なくなるからです。
薬で体調がよくなれば、患者さんやお客さんからよろこばれますので、仕事に関するモチベーションが上がることも間違いないです。

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